大地に抱かれて
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ヒーリングのこと、自然とのとりくみ、手仕事など、日々のことを綴っていきます。
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生きた化石 メタセコイア(1)
JUGEMテーマ:花・植物・フラワーアレンジ・園芸
4月の終わりころ、山を歩いていて、とても樹形がきれいな木をみつけました。木の下には、花と実が沢山落ちていました。新芽も少しだけ、出ていました。下の写真が、去年の4月にみた樹です。
2015年4月1...
JUGEMテーマ:花・植物・フラワーアレンジ・園芸
4月の終わりころ、山を歩いていて、とても樹形がきれいな木をみつけました。木の下には、花と実が沢山落ちていました。新芽も少しだけ、出ていました。下の写真が、去年の4月にみた樹です。
2015年4月12日
また別の日に、別の場所で、新芽が出ている同じ樹に出会いました。調べてみると、メタセコイアでした。
この樹にとても魅かれて、しばらく何度も通うようになりました。ある日、風の強い天気の良い日に思い立って、この樹に会いに行きました。強い風に枝が揺らされ、若い新芽がぱらぱらと落ちてきます。とても柔らかい羽根のような葉で、緑が夏でも濃くならず、とても若々しい色です。中心の幹は、天に向かってしっかりと立っています。鳥が時々飛んできて、なにかをついばみ、小さな虫が光の粒のように、樹の周りに飛んでいました。しばらく、樹の全体が見えるところに腰をおろしていました。なんともいえない気持ちが湧きあがってきて、胸の塊がす〜っと溶けていくのを感じました。その後、しばらく里山を歩いたのですが、すれ違う人や空を飛ぶ鳥などと、私は繋がっているんだな〜ということが、理屈ではなく感じたのでした。ハートが柔らかく、感じやすくなっているように感じました。 私にとって、自然の中に身を置くことは、大きな存在に自分を開くことなのではないかと思っています。
なぜ、メタセコイアに魅かれたのか・・・この樹は、成長が速い樹木で、20から25年生で樹高20メートル、胸高直径50センチになるそうです。メタセコイアの一番上に行けたら、どんな景色が見えるのだろう・・と、視点が高くなっていく感じがします。春は柔らかく明るい色彩の葉を纏い、秋になると全身がオレンジ色になって、落葉する、その変化の大きさと。中心はまっすぐに上に向かって伸びあがり、地には、しっかり根を張っている。堂々とした姿に、憧憬の気持ちがわいてくるのかもしれません。
時々、今日はどうしても会いに行きたいと思う日があります。そういう時は、少しでも時間があれば、車をとばして行きます。一時も同じ日は、ないからです。
そして行くたびに、新しい発見をしたり、何かを感じたりさせてもらえることは、少しずつ関係を結ばせてもらっているように感じます。
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2015年5月13日 ↑
2015年12月10日 ↑ 橙褐色に紅葉します。夕陽に照らされて、橙色に包まれ、幸せな気持ちになりました。あまりにもきれいだったので、翌週も行ってみたら、紅葉した葉がほとんど、落ちて全体の色が茶色になっていました。
2015年1月28日↑
この樹に出会ってから、一年になります。今年は、花を咲かせている姿に会いたいと思っています。
メタセコイアについて、調べてみるととても興味深いことがいくつかありました。
○遺存種であること。
○化石が発見されているだけで、絶滅したとされていたが、1946年に中国四川省・湖北省で自生種が発見され「化石として記載されていた種が生きていた」として生きた化石として、植物界で大きな出来事のひとつとされている。(発見されたときの詳細は、斎藤清明著 『メタセコイア』中公新書)
以下、遺存種について、ゑれきてるより抜粋
メタセコイアは、中国の四川省・湖北省のみに天然分布している。メタセコイアは、遺存種である。もともと広く分布していた生物種が、種々の環境変化により分布域が狭まり。衰退の傾向にあり特定の場所にのみ生存しているものを遺存種という。遺存種は、メタセコイア(中国)の他にコウヤマキ(日本)、アスナロ(日本)、セコイア(アメリカ西部)などの針葉樹が多い。
遺存種のメタセコイア属、セコイア属をもつスギ科(8属15種)は、白亜木に出現してから、現在まで、種分化が少なく(多くは1属1種)、形態や生態が大きく変化していないのが、特徴である。一方、ジュラ紀に同じ目から分かれたマツ科(9属200種)やヒノキ科(15属150種)の針葉樹は種分化し、北半球に広範囲に分布している。
花が咲くところに、会えたら・・なので、何年越しかわかりませんが・・メタセコイア(2)で、花や実のことも、書きます。
植物との関係を深めることを、背景に、エネルギー療法のセッションをしています。
http://reikooda-hansonhealing.com
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自然
2016-02-05T11:19:00+09:00
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鳥の巣を見つけた
一週間くらい前に、公園で、せっせと枝を運んでいるカラスに出会いました。巣作りの季節ですね。昨日は、鳥の巣を、3つも見つけました。
そのうちのひとつは、駅に用事があり、出かけたところ、街路樹にカラスの巣がありました。歩道橋の高さから、よく見...
一週間くらい前に、公園で、せっせと枝を運んでいるカラスに出会いました。巣作りの季節ですね。昨日は、鳥の巣を、3つも見つけました。
そのうちのひとつは、駅に用事があり、出かけたところ、街路樹にカラスの巣がありました。歩道橋の高さから、よく見えるところにありました。一本青いハンガーのようなものも、使われていました。近くにもしゃもしゃ頭のカラスがいたので、よく見ると、たぶん、ハシブトガラスだと思います。
私は、羽を拾う趣味があるのですが、カラスの羽根は、一番よく目につきますね。
カラスって、あまりよいイメージがないかもしれませんが、一度、カラスについての思い込みを脇に置いて、生態やカラスの伝承、神話などを調べてみることは、とても楽しい作業ですよ。カラスは、スズメ目なんですね。鳥類の中では、最も知能が発達しているとされていると、wikipediaに書いてあります。太陽の使いや、神の使いという伝承が世界各地にあるようです。
身近な生き物について、知ることは、固まった世界観が少しずつ、広がっていくのを助けてくれると思います。また、日々の人と人との関わりや、ヒーリングのセッションで、ひとつの側面からしか、相手を見ていないかもしれない・・ということにも気付かされます。思い込みや投影から、いかに、自由になっていくか・・・そんなことを、カラスのことを調べ、カラスを身近に感じながら、想いをめぐらせました。
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自然
2015-04-11T18:17:00+09:00
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キアゲハ
3日前の寒い晴れた日に、道路を歩いている、キアゲハを見つけました。羽が、まだシワシワだったので、羽化したばかりのように見えました。
もう夕方なのに、飛ぶ気配がありません。次の日は、雨予報で、どうしても気になり、鉢ごと買い物籠にいれて、家の中に。布...
3日前の寒い晴れた日に、道路を歩いている、キアゲハを見つけました。羽が、まだシワシワだったので、羽化したばかりのように見えました。
もう夕方なのに、飛ぶ気配がありません。次の日は、雨予報で、どうしても気になり、鉢ごと買い物籠にいれて、家の中に。布をかけて、二晩。生きているのに、全く動きません。ストーブをつけるほど寒い雨が2日続いて、今日の午後、雨が上がり、気温が少し上がってきたので、籠ごと、外に出しておきました。
しばらくしてみると、飛び立ちました!
あ〜ほっとしました。
蝶にヒーリングって、どうなんだろう。
以前、研修中に、窓にぶつかって、脳震盪を起こして、落ちた鳥がいました。フラワーレメディーのレスキューを使って、ハンズオンヒーリングをしたことがあります。しばらくして、その鳥も飛び立ち、ほっとしたのですが。
今回は、雨と寒さから、しのげる場所を提供し、晴れたら、飛ぶといいな〜という気持ちでいただけでした。
じっとしている蝶を見ることはあまりないので、よーく観察させてもらえました。ありがとう。元気でね。
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自然
2015-04-11T18:03:00+09:00
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レディース・マントル・天の水
レディース・マントルの新芽です。ロゼットになって冬を越しました。この冬は、雪が積もらなかったので、土が暖かいようです。近くの山も野草がいつもより早く元気に伸びています。
折りたたまれている新芽が、4月2日。
開いた葉が、4月5日。
葉に溜まる...
レディース・マントルの新芽です。ロゼットになって冬を越しました。この冬は、雪が積もらなかったので、土が暖かいようです。近くの山も野草がいつもより早く元気に伸びています。
折りたたまれている新芽が、4月2日。
開いた葉が、4月5日。
葉に溜まる露が、とてもきれいですよね。葉の色は、銀色にも見える細かい毛がはえていて、青みがかったグリーンです。きれいに折りたたまれている葉は、地面から上に向かって、広がっています。
中世のアルケミストは、早朝、この葉の露を集め、錬金術に用いたということから、Alchemillaアルケミラという属名がつけられている、というのが、身近に感じられませんか?
日本の固有種にもレディース・マントルの仲間が自生していて、ハゴロモクサ(羽衣草)・学名はAlchemilla japonicaといいます。牧野富太郎博士が「レディース・マントル」という英名を訳してつけた名前だそうです。「聖母マリアのマント」と訳さず、「羽衣」と訳したのは、素敵だなと思いました。女性のための薬草として古くから親しまれていたようです。現代は、婦人科系に効果があるハーブティーとして、タンパク質を固める作用を下痢止めとして、化粧水の成分としても、使われていました。http://bihada-mania.jp
薬効を表す名前からは、少し遠のく感じがしますが、ダイレクトではないところが、日本らしいのではないかとも、思いました。
かなえたい夢のひとつに、高山地帯に自生している羽衣草に会って、露を口に含んでみたい!という願いがあります。北海道の夕張岳と本州の南北アルプス高山地帯の草原にみられるようです。
氷河時代の残存植物とみなされていると、ブリタニカ国際百科事典に書かれていました。ますます、会ってみたいという思いが強まります。
また、花が咲くころ、追って、写真を載せますね。
母なる大地が、緑のマントを纏い、その裾を広げ、天の水を蓄える
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2015-04-09T22:28:00+09:00
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復活祭
今日は、復活祭でしたね。春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に、復活祭を祝います。昨日、カトリック教会のお隣に用事があったので、桜があまりにもきれいで、教会に立ち寄りました。「よいご復活をお迎えください」と、教会の売店の方に声をかけていただきま...
今日は、復活祭でしたね。春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に、復活祭を祝います。昨日、カトリック教会のお隣に用事があったので、桜があまりにもきれいで、教会に立ち寄りました。「よいご復活をお迎えください」と、教会の売店の方に声をかけていただきました。
冬は、落葉樹は葉を落とし、地面は枯れ葉がつもり、シーンと静まって、まるで眠っているようです。
春分の日が過ぎて、昼の時間が長くなると、急に目覚めたような気分になります。植物たちが、芽ぶき、花を咲かせ始めるので、植物好きとしては、あちこち見て歩きたくて、じっとしてはいられなくなります。太陽は暖かく、光がまぶしく、喜びの季節という感じですね。
もともと、復活祭は、北方神話の春の女神のお祝いだったようです。キリスト教が、春への季節の変化のイメージを、キリストの復活と重ねて、普及させたのですね。
自然との関係を丁寧に感じ、紐解いていくと、今残る、いろいろな伝統的行事の裏にある、本来の意味が、見えてきたりするのですね。
昨日は、生卵に穴をあけて中を出して、飾りを作りました。副産物は、卵を沢山使った、ふわふわのホットケーキのおやつです。
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自然
2015-04-05T22:10:00+09:00
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はじめました
春のエネルギーにあとおしをお願いして、ブログを始めることにしました。
日々のこと、ヒーリングのこと、自然のこと、手仕事のことなど、綴っていきます.
よろしくお願いします。
ヒーリングセッションに運びたいこと
先週、久しぶりに森を歩いてき...
春のエネルギーにあとおしをお願いして、ブログを始めることにしました。
日々のこと、ヒーリングのこと、自然のこと、手仕事のことなど、綴っていきます.
よろしくお願いします。
ヒーリングセッションに運びたいこと
先週、久しぶりに森を歩いてきました。山桜は、満開で、鶯が鳴いていました。また次の日の別の時間に行くと、りすたちが、木から木へと飛びまわり、桜の花がくるくると回りながら落ちてきました。
この山は、高度成長期の大規模開発の危機に、約30年にわたる市民運動の結果、都市林として保全されることになった場所です。
約48haの広大な森は、傾斜があり、谷戸があり、湧水が流れる小川、湿地があり、桜や桐の巨木があり、蛍やとんぼがとび、龍神伝説の残る自然豊かなところです。
人々に愛されているこの場所は、ボランティアの方が、いつも手入れをしてくださっていて、私は、10年くらい前から、この山を歩かせてもらっています。ありがたいことに、車で1、2時間も走らなくても、気軽に自然の中に身を置くことができるのです。行くたびに心身が安らぎ、いろいろなことに気付かされます。呼吸が浅かったな・・とか、空を見上げていなかったな・・空が高いな〜とか。
湧水のコロコロと流れる音を聞くと、水の命を感じます。水道の水は、本当は生きている水をいただいているのだな〜と気付かされます。ふかふかの地面を歩くと、この土に支えられて立っていることを、思い出すのです。地面に足をつけているのは、当たり前のことなのですが、心の奥深くから、支えられて立っていることへの感謝の気持ちがわいてくるのです。
そして、大地に根を下ろす桜の木から、やさしい気持ちを感じる時、友情を感じる時、エネルギーの世界をありありと感じるのです。
今の私が、ヒーリングのセッションに運んでいきたいものは、こういうものなのだと、思っています。
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2015-04-04T22:02:00+09:00
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